リボ払いのメリットとデメリット、お得な使い方をご紹介!
こんにちは、ゆうです。
2018年4月、経済産業省は2025年に向けてキャッシュレス決済を40%まで引き上げるキャッシュレスビジョンを策定しました。
その甲斐もあってか、最近はキャッシュレス化が進んで、クレジットカード決済をされる方が増えてきていますよね。
2019年10月~2020年2月時点でのポイント還元対象決済金額が、約6.2兆円、還元額は約2550億円だったそうです。
中でもクレジットカード決済はそのうち約64%の4.0兆円を占めるほど利用率が高いようです。
そんなクレジットカード決済ですが、大きく分けて「一括」、「分割」、「リボ払い」、「二回払い」、「ボーナス一括払い」があります。
中でも「リボ払い」ですが、無計画に使いすぎると借金がかさんでしまうというマイナスイメージを持つ人がたくさんいると思います。
しかし、リボ払いを選択する人の中には、たくさんカード利用をされる方が多くいらっしゃることでしょう。
今回は、そんな「リボ払い」について簡単にメリット・デメリットに加え、お得な使い方もご紹介したいと思います。
リボ払いとは
リボ払いとは、簡単に説明すると、毎月の支払金額が一定に決められている支払い方式です。
リボ払いは、さらに元金定額方式と元利定額方式に分けられ、それぞれ手数料の支払い方式が異なります。
元金定額方式の場合、元金が定額となり、ご利用残高に応じた手数料が別にかかります。
元利定額方式の場合、手数料と元金の合計額を定額で支払います。
つまり毎月1万円を返済に充てた場合、元金定額なら1万円+手数料、元利定額なら手数料込みで1万円が月々の返済額となります。
メリット
家計管理しやすい
上記の通り、毎月の支払額を一定に抑えられるため、家計が管理しやすいというメリットがあります。
返済額がコントロールできる
基本的に月々定額払いなので、収入に応じて無理のない範囲での返済が可能です。
フリーランスなど、収入が安定しない方ですと、カード返済がきつい時に一時的に延滞を免れることも可能ですし、逆に臨時収入がある場合は繰り上げ返済することも可能です。
デメリット
金利が高い
まずは何と言ってもこれです。
リボ払いでの一般的な金利は、15.0%と消費者金融とほぼ同じ利率に設定されています。
また金利が残高に対してかかってくるため、支払回数が増える分、金利負担も増えます。
そのため、深く考えずにリボ払いばかりしていると、元金より手数料の方が多く払っているというような事態に陥りかねません。
残高を把握しづらい
次に、毎月の支払額に変化がなく一定に抑えられてしまうため、支払残高や手数料が把握しづらいことが挙げられます。
また月々の支払い額が定額なので、お金を消費している感覚がせず、残高が膨れ上がるリスクを孕んでいます。
お得な使い方
前項のように、月々の支払設定額が低い、リボ払い支払途中に新たにカードで買い物をする、支払額が増減するコースを利用するなどすると、残高が増え、返済期間が延長し、手数料も膨れ上がります。
そのため、まずは現在リボ払いを利用している方は、支払設定額の引き上げ、利用明細の確認や、繰り上げ返済などで早々に完済できるようにしましょう。
楽天カードの「あとからリボ払い」でお得に使う
これはリボ払いのデメリットを知った上で使える裏技的な方法です。
楽天カードでは現在、25000円以上を対象として「あとからリボ払い」を利用すると2000ポイントの還元を行ってます。
楽天カードはそもそもポイント還元率1%(※セール時などは最大44倍!)という高い還元率を誇りますが、この「あとからリボ払い」を上手に使えばさらにお得にポイントをゲットできます。
(※楽天ポイントの詳細についてはまた後日記事を書かせて頂きます。)
「あとからリボ払い」は自動リボとは違って、その時だけの仕様ですので、賢く設定することで支払いが雪だるま式に増えていくことはないです。
手数料は楽天でもシミュレーションできるので、1番お得な額で設定しましょう。
やり方ですが、
①まずは、楽天カードをご用意いただきます。
※登録されていない方は、以下のバナーから簡単に登録できます。
年間手数料無料で、さらに以下のバナーから登録し、初回利用をすると6000ポイントもらえます。
②楽天e-NAVIの「リボお支払いコースの変更」から、1回払いで終わるように利用分以上の金額に設定して変更する。(初期設定では5000円になっていると思います。)
例えば、利用額が25500円だった場合、千円単位での設定なので、26000円となるようにします。
③キャンペーンへ参加登録し、キャンペーン対象である25000円分を「あとからリボ払い」で一番お得な手数料になるように設定します。
上の画像では25000円で設定していますが、約312円程度の負担となります。
たったこれだけで、2000-312=約1688円がお得になります。
いかがだったでしょうか?
漠然とよくないイメージを持っているリボ払いも、賢く使えばお得になります。
ですが、正しい知識を持っていないと利用にはリスクが大きいのは確かです。
デメリットを知った上で、上手にこの仕組みを使いましょう。